日本人は多様なポーカーを楽しんでいます。しかし、その中でも特に人気のポーカーがひとつあります。そう言われて思い浮かべた方も多いかもしれませんが、それはテキサス・ホールデムです。ここ数年、日本では新たなポーカーブームが起きており、西洋諸国の影響を受けて、エキサイティングなポーカールームが次々に誕生しています。

しかし、ギャンブルを始めたばかりで基本的なルールがわからないという方のために、テキサス・ホールデムをオンラインでプレイするための概要をご紹介します。

基本的な準備

ゲーム開始時に各プレイヤーに2枚のカード(ホールカード)が配られます。これは伏せて配られ、相手には見えません。カードは52枚の山札を使います。ゲームの進行と共に5枚のコミュニティカードが表向きで配られ、テーブルの中心に置かれます。

ホールカードとコミュニティカードの組み合わせで最も強い5枚の手札を作ったプレイヤーが勝利となります。

ブラインド

テキサス・ホールデムでは、ディーラーの左側にいる2人のプレイヤーが、ブラインドとして強制的にベットを行います。ディーラーの左隣のプレイヤーはスモール・ブラインドといって最低ベット額の半分を支払い、その左隣のプレイヤーはビッグ・ブラインドといって最低ベット額を支払います。

オンラインポーカーではプレイヤーの1人がディーラーとなり、1ゲームごとに交代していきます。ただし、カードは自動で配られます。

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ベットラウンド

ゲームはビッグ・ブラインドの左隣のプレイヤーから始まり、各プレイヤーがベットの方法を選択します。たとえばフォールドは、その場でゲームから降りるという選択になります。他方で、コールは現在と同額のベットを行い、レイズは金額を上乗せします。

各プレイヤーがそれを終えたら、ラウンド終了です。ゲームに残っているプレイヤーが1人だけになった場合、そのプレイヤーがポットの賭け金を獲得します

  • フロップ:最初のラウンドのベットが終わったら、ディーラーが3枚のコミュニティカードを配ります。これをフロップと呼びます。そしてディーラーの左隣のプレイヤーから2回目のベットラウンドを開始します。誰もベットを行っていない場合、プレイヤーはベットまたはチェックを選択します。誰かが既にベットを行っていた場合は、フォールド、レイズ、コールのいずれかを選択します。
  • ターン:2人以上のプレイヤーがゲームに残っている場合、2回目のベットラウンド終了後にディーラーは4枚目のコミュニティカードを配ります。これをターンと呼びます。その後、次のベットラウンドが始まります。
  • リバー:2人以上のプレイヤーが残っていたら、ディーラーは5番目のコミュニティカード、リバーを配ります。その後、最後のベットラウンドが始まります。
  • ショーダウン:最後のラウンドが終わって2人以上のプレイヤーが残っていたら、各プレイヤーが手札を公開するショーダウンに移ります。最も強い手札を作ったプレイヤーの勝利となります。引き分けだった場合、勝ったプレイヤー同士でポットの賭け金を山分けします。